説明
パラメータ
- $locale'ja'、'en_US'、'fr_FR'などのロケールを指定。
返り値
ロケールを切り替えできた場合はtrueを、切り替えできなかった場合はfalseを返す。
注意
ロケールの切り替えにより、ページの途中で翻訳内容を変更できる。切り替え前のロケールに戻す場合は restore_previous_locale関数を使用する。
日本語環境において英語、フランス語の順に切り替えながら'English'の翻訳を出力してみる。
var_dump( __( 'English' ) );
switch_to_locale( 'en_US' ); // 日本語から英語へ
var_dump( __( 'English' ) );
switch_to_locale( 'fr_FR' ); // 英語からフランス語へ
var_dump( __( 'English' ) );
restore_previous_locale(); // フランス語から英語へ
var_dump( __( 'English' ) );
restore_previous_locale(); // 英語から日本語へ
var_dump( __( 'English' ) );
上記コードの実行結果は次の通り。
string(6) "英語"
string(7) "English"
string(7) "Anglais"
string(7) "English"
string(6) "英語"
使用例
- ロケールを'en_US'へ切り替える。
<?php switch_to_locale( 'en_US' ); ?>
フィルター
実行するフィルターはありません。アクション
実行するアクションはありません。ソースファイル
/wp-includes/l10n.php最終更新 : 2018年11月21日 16:23
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