説明
パラメータ
- $dフォーマットを指定する文字列(PHP date関数参照)。省略時は、管理画面「設定」「一般設定」の日付フォーマットが適用される。
- $before投稿日時の前に連結して表示(取得)する文字列。
- $after投稿日時の後に連結して表示(取得)する文字列。
- $echo投稿日時を表示する場合はtrue、表示しない(取得する)場合はfalseを指定。
返り値
パラメータ$echoがfalseの場合は投稿日時を返す。それ以外の場合は何も返さない。注意
事前に the_post( setup_postdata)関数を使用しておく必要がある。投稿日時を表示する場合、グローバル変数 $previousdayに $currentdayの値を格納し、次回の呼び出しに備える。
トップページやカテゴリーページなどのループ内で使用する際、投稿日が直前のthe_date関数呼び出し時の投稿日と同じ場合(例えば一日に何度も投稿するケース:グローバル変数$currentdayと$previousdayを比較)には表示は行われず、nullを返す。確実に投稿毎に投稿日を表示したいのなら、 get_the_date関数で取得した内容を表示するなどの対応がいいだろう。
<?php echo get_the_date(); ?>
使用例
- デフォルトフォーマットで投稿日時を表示する。<?php the_date(); ?>
- フォーマット'm月d日'で投稿日を表示する。<?php the_date( 'm月d日' ); ?>
- フォーマット'm月d日 h時n分'で投稿日時を表示する。<?php the_date( 'm月d日 h時n分' ); ?>
フィルター
表示または値を返す直前に、the_dateフィルターを呼び出す。$the_dateには、投稿日時の前にパラメータ$beforeの内容を、その後にパラメータ$afterの内容を付加したものが渡る。アクション
実行するアクションはありません。ソースファイル
/wp-includes/general-template.php最終更新 : 2018年05月27日 10:47
関連
お勧め
フィードにサムネイル画像を追加する(2022年11月7日 更新)
WordPressが出力するの標準のフィードには、各投稿のサムネイル画像の情報が含まれていない。ネットで検索してみるといくつかの方法があることがわかったので、その中から2つ試してみた。
ダッシュボードの「クイックドラフト」を「CodeMirror」に変更してみた(2019年11月5日 更新)
管理ページの「テーマエディター」では4.9以降「CodeMirror」が利用されている。今回はこの「CodeMirror」をプラグインで活用できないか調べた話である。
スマートフォン向けの振り分けを自前で行う(2012年1月23日 更新)
PC向けのサイトをスマートフォン対応する場合、WPtouchやktai styleに代表されるスマートフォン対応のテンプレート切り替えプラグインを使用するのが一般的。そういったプラグインはテンプレート切り替え以外の機能も備えており、そういった機能は必ずしも必要ではない。そんなわけで、ここでは超シンプルなスマートフォン向けのテンプレート切り替えを実現する方法を紹介する。ブロックエディターの文字サイズ設定を変えてみる(2019年12月12日 更新)
今回は「前回投稿した内容」の続きブロックエディターの文字サイズ設定を変えようと思う。参考にするテーマはもちろん「Twenty Twenty」である。
5.5の機能強化:コメントフォームのちょっとした改良(2020年8月12日 更新)
来月にリリースされるWordPress 5.5に向けてBeta 1、2、3と公開が続いている。「WordPress 5.5 Beta 3(以降Beta 3)」のソースコードを見ていくと、コメントフォームを表示する comment_form関数が機能拡張されていた。