wp_cache_delete

説明

bool wp_cache_delete( mixed $id [, string $flag = '' ] )
キャッシュから任意のデータを削除する。

パラメータ

  • $id
    キャッシュのIDとして数字または名前(文字列)を指定。
  • $flag
    キャッシュを細分するグループ名を指定(省略時は'')。

返り値

パラメータ$id$flagで指定されたキャッシュデータを削除した場合はtrueを返す。削除できなかった場合はfalseを返す。

注意

パラメータ$idには、テーマまたはプラグイン固有の数字、投稿情報などのIDまたは名前を指定すること。

使用例

  • キャッシュから任意のデータを削除する。
    <?php wp_cache_delete( 'mytheme_cache', 'apart' ); ?>
  • 投稿メタデータをキャッシュから削除する。
    <?php wp_cache_delete( $post->ID, 'post_meta' ); ?>

フィルター

実行するフィルターはありません。

アクション

実行するアクションはありません。

ソースファイル

/wp-includes/cache.php

最終更新 : 2023年04月20日 11:05



お勧め

ブロックエディターの文字サイズ設定を変えてみる(2019年12月12日 更新)

今回は「前回投稿した内容」の続きブロックエディターの文字サイズ設定を変えようと思う。参考にするテーマはもちろん「Twenty Twenty」である。

the_date関数で投稿日を確実に表示する(2011年12月20日 更新)

投稿記事の投稿日時を表示する際、 the_date関数を使用することが多いだろう。このthe_date関数はphpのdate関数と同じパラメータを指定することで、好みの日時フォーマットで投稿日時を表示できるのだが、ある条件の場合に投稿日時を表示しない。最初にこの現象に遭遇したときは、ちょっと悩まされた。

投稿内容に応じてwpautopを制御する(2013年8月13日 更新)

投稿内容を表示する the_content関数では、 wpautop関数がフィルターの1つとして呼び出され、改行をbrタグに変換したり、pタグで調整したりする。この機能自体は便利なのだが、きちんとデザインされたHTMLソースを流し込んだ場合はこの機能は好ましくない。そんなわけで、記事内容に応じてwpautop関数を制御できないか考えてみた。

xmlrpc.phpへのアクセスについてちょっと考えた(2018年5月27日 更新)

少し前のことですが、こちらのサーバーを何度かダウンさせてしまったのですが、その原因はxmlrpc.phpへアクセスが集中したことによってサーバーが過負荷となってしまったというものでした。すぐにサーバー性能を上げることはできないため、xmlrpc.phpのアクセスを全部拒否するという暫定対応してしまいました。

メディアライブラリに絞り込み用の「投稿タグ」を追加する(2014年6月24日 更新)

この記事は、先月投稿したコラム「メディア(attachment)を拡張してより便利に活用する」の続編。メディアで「投稿タグ」を追加するだけで「メディアライブラリ」ページの投稿一覧の中には「タグ」カラムが追加されるが、今回はその「投稿タグ」で絞り込み検索に対応してみる。