wp_constrain_dimensions

説明

array wp_constrain_dimensions( int $current_width, int $current_height [ , int $max_width = 0 [ , int $max_height = 0 ] ] )
縦横比を維持した縮小サイズを取得する。

パラメータ

  • $current_width
    現在のイメージの幅を指定。
  • $current_height
    現在のイメージの高さを指定。
  • $max_width
    縮小時の最大幅を指定(省略時は0)。
  • $max_height
    縮小時の最大高を指定(省略時は0)。

返り値

縮小した幅と高さを格納した配列を返す。

注意

幅を基準に縮小する場合は$max_widthに基準となる幅を指定し、高さを基準に縮小する場合は$max_widthに0を、$max_heightに基準となる高さを指定する。
なお縮小イメージを計算するのが目的のため、現在のイメージサイズよりも大きくなるような指定は無効になり、$current_width$current_heightの値を格納した配列が返る。

使用例

  • 幅1024、高さ768を幅200に合わせて縮小したサイズを取得する。
    <?php $size = wp_constrain_dimensions( 1024, 768, 200 ); ?>
  • 幅1024、高さ768を高さ200に合わせて縮小したサイズを取得する。
    <?php $size = wp_constrain_dimensions( 1024, 768, 0, 200 ); ?>

フィルター

実行するフィルターはありません。

アクション

実行するアクションはありません。

ソースファイル

/wp-includes/media.php

最終更新 : 2016年08月17日 15:31



お勧め

ブロックエディターの文字サイズ設定を変えてみる(2019年12月12日 更新)

今回は「前回投稿した内容」の続きブロックエディターの文字サイズ設定を変えようと思う。参考にするテーマはもちろん「Twenty Twenty」である。

the_date関数で投稿日を確実に表示する(2011年12月20日 更新)

投稿記事の投稿日時を表示する際、 the_date関数を使用することが多いだろう。このthe_date関数はphpのdate関数と同じパラメータを指定することで、好みの日時フォーマットで投稿日時を表示できるのだが、ある条件の場合に投稿日時を表示しない。最初にこの現象に遭遇したときは、ちょっと悩まされた。

投稿内容に応じてwpautopを制御する(2013年8月13日 更新)

投稿内容を表示する the_content関数では、 wpautop関数がフィルターの1つとして呼び出され、改行をbrタグに変換したり、pタグで調整したりする。この機能自体は便利なのだが、きちんとデザインされたHTMLソースを流し込んだ場合はこの機能は好ましくない。そんなわけで、記事内容に応じてwpautop関数を制御できないか考えてみた。

xmlrpc.phpへのアクセスについてちょっと考えた(2018年5月27日 更新)

少し前のことですが、こちらのサーバーを何度かダウンさせてしまったのですが、その原因はxmlrpc.phpへアクセスが集中したことによってサーバーが過負荷となってしまったというものでした。すぐにサーバー性能を上げることはできないため、xmlrpc.phpのアクセスを全部拒否するという暫定対応してしまいました。

メディアライブラリに絞り込み用の「投稿タグ」を追加する(2014年6月24日 更新)

この記事は、先月投稿したコラム「メディア(attachment)を拡張してより便利に活用する」の続編。メディアで「投稿タグ」を追加するだけで「メディアライブラリ」ページの投稿一覧の中には「タグ」カラムが追加されるが、今回はその「投稿タグ」で絞り込み検索に対応してみる。