説明
パラメータ
- $type投稿タイプを指定(省略時は'post')
- $perm'readable'または''を指定(省略時は'')
返り値
投稿ステータス別の投稿数を格納したオブジェクトを返す。オブジェクトのプロパティは次に示す通り投稿ステータス名であり、それぞれに投稿数が格納されている。プロパティ | 内容 |
---|---|
publish | 公開 |
future | 予約投稿 |
draft | 下書き |
pending | レビュー待ち |
private | 非公開 |
trash | ごみ箱 |
auto-draft | 自動下書き |
inherit | 継承記事(リビジョンなど) |
注意
パラメータ$permで'readable'を指定し、ユーザがログイン中( is_user_logged_in関数で調べる)でかつ他人のステータスが'private'な記事を閲覧できない( current_user_can関数で調べる)場合、検索対象はステータスが'private'以外か、そのユーザが投稿したステータスが'private'の投稿になる。使用例
- 投稿記事の投稿数を取得する。<?php $counts = wp_count_posts(); ?>
- カスタム投稿タイプ'news'で'readable'して投稿数を取得する。<?php $counts = wp_count_posts( 'news', 'readable' ); ?>
フィルター
投稿数を返す直前に'wp_count_posts'フィルターを呼び出す(3.7.0以降)。$countsには投稿数の連想配列が、$typeと$permのそれぞれにはパラメータで受け取った値が格納される。return apply_filters( 'wp_count_posts', $counts, $type, $perm );
アクション
実行するアクションはありません。ソースファイル
/wp-includes/post.php最終更新 : 2013年10月31日 13:55
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