wp_count_posts

説明

object wp_count_posts( [ string $type = '' [ , string $perm = '' ] ] )
投稿数を取得する。

パラメータ

  • $type
    投稿タイプを指定(省略時は'post')
  • $perm
    'readable'または''を指定(省略時は'')

返り値

投稿ステータス別の投稿数を格納したオブジェクトを返す。オブジェクトのプロパティは次に示す通り投稿ステータス名であり、それぞれに投稿数が格納されている。
プロパティ内容
publish公開
future予約投稿
draft下書き
pendingレビュー待ち
private非公開
trashごみ箱
auto-draft自動下書き
inherit継承記事(リビジョンなど)

注意

パラメータ$permで'readable'を指定し、ユーザがログイン中( is_user_logged_in関数で調べる)でかつ他人のステータスが'private'な記事を閲覧できない( current_user_can関数で調べる)場合、検索対象はステータスが'private'以外か、そのユーザが投稿したステータスが'private'の投稿になる。

使用例

  • 投稿記事の投稿数を取得する。
    <?php $counts = wp_count_posts(); ?>
  • カスタム投稿タイプ'news'で'readable'して投稿数を取得する。
    <?php $counts = wp_count_posts( 'news', 'readable' ); ?>

フィルター

投稿数を返す直前に'wp_count_posts'フィルターを呼び出す(3.7.0以降)。$countsには投稿数の連想配列が、$type$permのそれぞれにはパラメータで受け取った値が格納される。
return apply_filters( 'wp_count_posts', $counts, $type, $perm );

アクション

実行するアクションはありません。

ソースファイル

/wp-includes/post.php

最終更新 : 2013年10月31日 13:55



お勧め

カスタムフィールドで並び替え(2013年8月9日 更新)

WordPressでは複数の投稿記事を取得する際、並び順の指定を省略すると投稿日時の降順になる。並び順は、投稿日時だけでなく、更新日時、投稿名、記事タイトル、コメント数のほか、カスタムフィールドも指定できる。

タイトルのみをキーワード検索する(2014年4月3日 更新)

WordPressのキーワード検索は、投稿タイトルと本文のどちらかに指定したキーワードが含まれているかを調べるわけだが、時々タイトルだけとか、逆に本文だけ検索したいケースがある。

開発環境(Windows 8)にimagickを入れる(2012年12月23日 更新)

WordPress 3.5のイメージエディタ(WP_Image_Editor)は、GDだけでなく、imagick(ImageMagick)にも対応している。そんなわけでWindows 8の開発環境にimagickをインストールしてみた。

ページを表示する直前の前処理にtemplate_redirectアクションを(2013年4月13日 更新)

リクエストに応じてページを表示する直前の準備として何かしらの処理を行っておきたいケースがある。そんな時、テーマの各テンプレートファイルの先頭部分に処理内容をずらずらと記述していませんか。

Slightly troublesome permalink:プラグイン作ってみました(2021年4月20日 更新)

カテゴリーを含んだパーマリンクを設定している場合、複数のカテゴリーを指定した投稿記事のパーマリンクのURLに目的のカテゴリーとは異なるカテゴリーが適用された経験はないだろうか。このプラグインは、パーマリンクに適用されるカテゴリーをコントロールし、希望通りのパーマリンクを設定します。