説明
string | false wp_date( string $format [ , int $timestamp = null [ , DateTimeZone $timezone = null ] ] )
日付/時刻を書式化した文字列を取得する。
パラメータ
- $format日付フォーマットを指定。
- $timestampUnixタイムスタンプ(秒)を指定(省略時はnull)。
- $timezoneタイムゾーン情報(DateTimeZoneオブジェクト)を指定(省略時はnull)。
返り値
パラメータ$timestampが有効な場合はその日時を示す文字列を返す。無効な場合はfalseを返す。
注意
date_i18n関数を置き換える目的で追加された関数で、機能は似ているが差異もある。
パラメータ$timestampが省略された場合は、現在の日時が適用される。なお数字(is_numeric)以外の場合は、フィルターを実行せずすぐにfalseを返す。
パラメータ$timezoneが省略された場合は、サイトに設定されているタイムゾーンが適用される。
使用例
- サイトのタイムゾーンを適用した現時刻の文字列を取得する。
<?php $datetime = wp_date( 'Y-m-d H:i' ); ?>
- サイトのタイムゾーンを適用したパラメータ$timeの文字列を取得する。
<?php $datetime = wp_date( 'Y-m-d H:i', $time ); ?>
- パリのタイムゾーンを適用した現時刻の文字列を取得する。
<?php $datetime = wp_date( 'Y-m-d H:i', null, new DateTimeZone( 'Europe/Paris' ) ); ?>
フィルター
[5.3.0]日時の文字列を返す前に'wp_date'フィルターを呼び出す。パラメータ$dateには日時を示す文字列が、$formatと$timestampには本関数が受け取った値が、$timezoneには適用されたタイムゾーン情報が格納されている。$date = apply_filters( 'wp_date', $date, $format, $timestamp, $timezone );
アクション
直接実行するアクションはありません。ソースファイル
/wp-includes/functions.php最終更新 : 2019年11月14日 10:49
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