説明
mixed wp_debug_backtrace_summary( [ string $ignore_class = null [ , int $skip_frames = 0 [ , bool $pretty = true ] ] ] )
デバッグ用の呼び出し情報を取得する。
パラメータ
- $ignore_class除外するクラス名を指定(省略時はnull)。
- $skip_frames除外するフレーム数を指定(省略時は0)。
- $prettyCSV形式の文字列で取得する場合はtrue、配列で取得する場合はfalseを指定(省略時はtrue)。
返り値
パラメータ$prettyで指定されたデータ形式で呼び出し情報を返す。注意
本関数を標準テーマ「Twenty Eleven」のfunctions.phpで定義されたtwentyeleven_setup関数の冒頭で呼び出した場合、パラメータ$prettyがtrueの場合は、出力結果は次のような内容になる(ここでは見やすくするために改行しているが、実際は改行ていしない)。require('C:\Program Files (x86)\Apache Group\Apache2\htdocs\wp-blog-header.php'),
require_once('C:\Program Files (x86)\Apache Group\Apache2\htdocs\wp-load.php'),
require_once('C:\Program Files (x86)\Apache Group\Apache2\htdocs\wp-config.php'),
require_once('C:\Program Files (x86)\Apache Group\Apache2\htdocs\wp-settings.php'),
do_action('after_setup_theme'),
call_user_func_array,
twentyeleven_setup
array(7) {
[0]=>string(18) "twentyeleven_setup"
[1]=>string(20) "call_user_func_array"
[2]=>string(30) "do_action('after_setup_theme')"
[3]=>string(82) "require_once('C:\Program Files (x86)\Apache Group\Apache2\htdocs\wp-settings.php')"
[4]=>string(80) "require_once('C:\Program Files (x86)\Apache Group\Apache2\htdocs\wp-config.php')"
[5]=>string(78) "require_once('C:\Program Files (x86)\Apache Group\Apache2\htdocs\wp-load.php')"
[6]=>string(80) "require('C:\Program Files (x86)\Apache Group\Apache2\htdocs\wp-blog-header.php')"
}
使用例
- デバッグ用の呼び出し情報をCSVでerror_logに出力する。<?php error_log( wp_debug_backtrace_summary( ) ); ?>
- デバッグ用の呼び出し情報を1フレーム省略して配列で表示する。<?php var_dump( wp_debug_backtrace_summary( null, 1, false ) ); ?>
フィルター
実行するフィルターはありません。アクション
実行するアクションはありません。ソースファイル
/wp-includes/functions.php最終更新 : 2012年06月15日 20:57
お勧め
ブロックエディターの色設定を変えてみる(2019年12月11日 更新)
バージョン5.3で機能強化されたブロックエディター。対応を考えて新テーマ「Twenty Twenty」のソースコードを眺めていく。
「姓」の後に「名」を(2013年11月6日 更新)
WordPressのユーザー情報設定ページでは、「名(First name)」の後に「姓(Last name)」を入力するようになっている。日本向けのユーザー登録できるサイトの場合、この並び順はちょっと違和感があるので、「姓」「名」の順に入力できるようにした。
ホームディレクトリから過去のファイルを削除する(2013年1月27日 更新)
WordPressで構築したサイトのホームディレクトリには、現在使われていないファイルが残っている時がある。3.5.1もリリースされたことだし、これを機にホームディレクトリを整理整頓した。Login rebuilder 2.6.5の新機能紹介(2021年3月8日 更新)
今回追加したものは、管理者のダッシュボードに表示されるログウィジェットの日時について任意の書式を設定する機能である。これまで日時の書式はサイト設定を利用していたが、ログの日時については揃えた方が見やすいと思ったので、今回の機能で対応することにしました。
投稿情報を連想配列で参照する(2018年5月27日 更新)
投稿情報は、タイトルや本文、投稿日時といったいくつかのデータが含んでおり、多くの場合オブジェクトになっている。これを連想配列で扱いたい場合はキャストして型変換することが多かった。基本的にはキャストで問題ないのだが、ふと目に留まったto_arrayメソッドが興味深かったのでメモとして残しておく。