wp_enqueue_style

説明

void wp_enqueue_style( string $handle [ , string $src = false [ , array $deps = array() [ , string $ver = false [ , string $media = 'all' ] ] ] ] )
使用するスタイルシート(CSS)を出力用のキューに入れる。パラメータ$srcが指定された場合は、グローバル変数$wp_stylesに登録してから出力用のキューに入れる。

パラメータ

  • $handle
    スタイルシートのハンドル名を指定。
  • $src
    スタイルシートのパス名を指定(省略時はfalse)。
  • $deps
    関連するスタイルシートのハンドル名を配列で指定(省略時はarray())。
  • $var
    スタイルシートのバージョンを指定(省略時はfalse)。
  • $media
    スタイルシートの対応メディアを指定(省略時は'all')。

返り値

返り値はありません。

注意

このwp_enqueue_style関数の呼び出しは、原則的にinitアクションの実行後に行うこと。キューに入れたスタイルシートは wp_head関数(実際はその中のアクション)によって出力される。
スタイルシートはグローバル変数$wp_stylesのプロパティregisteredに連想配列として登録される。$wp_stylesは通常NULLになっているが、管理バーの表示状態では次のスタイルシートが登録されえている(3.3時点)。
ハンドル名(handle)パス名(src)関連するスタイルシート(deps)バージョン(ver)rtl
wp-admin/wp-admin/css/wp-admin.css-20111208true
ie/wp-admin/css/ie.css-20111130true
colors-wp-admin20111206-
colors-fresh/wp-admin/css/colors-fresh.csswp-admin20111206-
colors-classic/wp-admin/css/colors-classic.csswp-admin20111206-
media/wp-admin/css/media.css-20111119-
install/wp-admin/css/install.css-20111117-
thickbox/wp-includes/js/thickbox/thickbox.css-20111117-
farbtastic/wp-admin/css/farbtastic.css-1.3u1-
jcrop/wp-includes/js/jcrop/jquery.Jcrop.css-0.9.8-
imgareaselect/wp-includes/js/imgareaselect/imgareaselect.css-0.9.1-
admin-bar/wp-includes/css/admin-bar.css-20111209true
wp-jquery-ui-dialog/wp-includes/css/jquery-ui-dialog.css-20111107-
editor-buttons/wp-includes/css/editor-buttons.css-20111114-
wp-pointer/wp-includes/css/wp-pointer.css-20111205-

「関連するスタイルシート(deps)」のハンドル名のスタイルシートは、それらがwp_enqueue_style関数にて指定されていない場合でも自動的に出力されるものになる。例えば、wp_enqueue_style( 'colors-fresh' )を指定した場合は、次のようにwp-head関数で'wp-admin'のスタイルシートが出力される。
<head>
<!-- 中略 -->
<link rel='stylesheet' id='wp-admin-css'  href='http://localhost/wp-admin/css/wp-admin.css?ver=20111208' type='text/css' media='all' />
<link rel='stylesheet' id='colors-fresh-css'  href='http://localhost/wp-admin/css/colors-fresh.css?ver=20111206' type='text/css' media='all' />
<!-- 中略 -->
</head>

使用例

  • jQuery UI DialogのCSSをキューに入れる。
    <?php wp_enqueue_style( 'wp-jquery-ui-dialog' ); ?>
  • テーマ独自スタイルシート'mytheme-css'を$wp_stylesに登録後、キューに入れる。
    <?php wp_enqueue_style( 'mytheme-css', get_template_directory_uri().'/style.css' ); ?>
  • プラグイン独自スタイルシート'myplugin-css'を$wp_stylesに登録後、キューに入れる。
    <?php wp_enqueue_style( 'myplugin-css', plugins_url( '/style.css', __FILE__ ) ); ?>

フィルター

実行するフィルターはありません。

アクション

実行するアクションはありません。

ソースファイル

/wp-includes/functions.wp-styles.php

最終更新 : 2019年11月25日 12:45



お勧め

投稿情報を連想配列で参照する(2018年5月27日 更新)

投稿情報は、タイトルや本文、投稿日時といったいくつかのデータが含んでおり、多くの場合オブジェクトになっている。これを連想配列で扱いたい場合はキャストして型変換することが多かった。基本的にはキャストで問題ないのだが、ふと目に留まったto_arrayメソッドが興味深かったのでメモとして残しておく。

WordPressのコーディングスタンダードとPSR-2がかみ合わない(2018年5月27日 更新)

先日パソコンのストレージを換装して開発環境を再構築。エディタのEclipseは「Neon(4.6)」から「Oxygen(4.7)」へ切り替わった。コードを書き始めるとそこはかとなく違和感があり、調べていくとPHPの「Code Style(Formatter)」が「PSR-2」に設定されていることが原因だった。

続テーマを変更せずにWebフォントを使ってみた(2022年2月8日 更新)

先日投稿した「テーマを変更せずにWebフォントを使ってみた」では、テーマ「Twenty Twenty One」でWebフォントを使うことができた。その後、ほかのテーマで試したところ、そのままではWebフォントを使うことができなかった。今回は、それらのテーマの対応について紹介する。

ブロックエディターで現在の「ロケール」を取得した時のメモ(2024年8月10日 更新)

ブロックエディター向けのプラグインで日本語固有の機能を実装する際、現在のロケール(言語)を取得したい。ブロックエディターの編集時、投稿を編集しているユーザーの言語が優先され、それをどうやって取得するかを「ChatGPT」に聞いてみたのだが。。。

スマートフォン向けの振り分けを自前で行う(2012年1月23日 更新)

PC向けのサイトをスマートフォン対応する場合、WPtouchやktai styleに代表されるスマートフォン対応のテンプレート切り替えプラグインを使用するのが一般的。そういったプラグインはテンプレート切り替え以外の機能も備えており、そういった機能は必ずしも必要ではない。そんなわけで、ここでは超シンプルなスマートフォン向けのテンプレート切り替えを実現する方法を紹介する。