説明
string wp_get_admin_notice( string $message [ , array $args = array() ] )
管理画面の通知HTMLマークアップを取得する。
パラメータ
- $messageメッセージを指定。
- $args各種設定を連想配列で指定(省略時はarray())。
キー 内容 省略時 type 通知タイプを示す'error'、'success'、'warning'、'info'などを指定 '' dismissible 通知を消去にするボタンを表示する場合はtrueを指定 false id 通知のdiv要素に適用するid属性を指定 '' additional_classes 通知のdiv要素に適用するclass属性に追加する内容を指定 array() attributes 通知のdiv要素に適用する属性名と属性値のペアを連想配列で指定 array() paragraph_wrap メッセージをp要素で囲む場合はtrueを指定 true
返り値
パラメータ$messageを含んだHTMLマークアップを返す。注意
プラグインなどで管理画面に表示する通知のHTMLマークアップを取得する。
パラメータ$messageはエスケープされないので、任意のHTML要素を含められる。
パラメータ$argsの'attributes'の連想配列に指定するキー(属性名)と値(属性値)は esc_attr関数でエスケープされる。
使用例
- 管理画面の通知HTMLマークアップを取得する
$notice = wp_get_admin_notice( __( 'Settings saved.' ), array( 'type' => 'success', 'dismissible' => true ) ); // <div class="notice notice-success is-dismissible"><p>Settings saved.</p></div>
フィルター
[6.4.0]パラメータ$argsとデフォルト値をマージした後に'wp_admin_notice_args'フィルターを呼び出す。パラメータ$argsにはデフォルト値とマージした内容が、$messageには本関数が受け取った内容が格納されている。$args = apply_filters( 'wp_admin_notice_args', $args, $message );
return apply_filters( 'wp_admin_notice_markup', $markup, $message, $args );
アクション
直接実行するアクションはありません。ソースファイル
/wp-includes/functions.php最終更新 : 2023年11月10日 16:29
関連
お勧め
Emojin:プラグイン作ってみました(2015年3月21日 更新)
ちょっと前のTLでiOSの絵文字を含んだ投稿を保存すると、絵文字以降の文章がすべて消えた状態で保存されるといったツイートを見かけた。少し検索してみると、MySQLのデータベースの文字セットが「utf8」の場合、iOSの絵文字のような4バイトの文字を正常に保存できず、それ以降の文章も保存されないというものらしい。対処方法としてデータベースの文字セットを「utf8mb4」に変更するのが有効らしいのだが、他に回避策がないか考えてみた。Twenty Seventeenのフォントサイズを変更してみた(2021年12月15日 更新)
先日投稿した「続テーマを変更せずにWebフォントを使ってみた」では、テーマ「Twenty Seventeen」でもWebフォントを使えるようにした。その際、「Twenty Seventeen」のフォントサイズが少し小さく感じたので、今回はフォントサイズを調整してみた。
HTML entities button:プラグイン作ってみました(2021年4月28日 更新)
以前投稿した「HTML編集モードに定型文ボタンを追加する」をアレンジして、HTML編集モードに特殊文字(HTMLエンティティ)を挿入できるボタン、顔文字を挿入できるボタン、過去の投稿ページのリンクを挿入できるボタンを追加するプラグインを作ってみました。HTML編集モードの作業効率を向上させるプラグインです。2.1.0では「Dashiconsの挿入」を追加しました。HTML編集モードをメインに使用されている方は、お試しあれ。5.7の機能拡張:エクスポートファイルに更新日時が追加ほか(2021年2月23日 更新)
WordPressはサイト移行を支援する機能として投稿情報のエクスポート機能を備えている。5.7ではこのエクスポート機能が改良され、更新日時情報が追加されるようだ。
query_posts(WP_Queryクラス)でカスタムフィールドを使う(2011年9月15日 更新)
先週3回にわたってtax_queryパラメータを使ったカテゴリーや投稿タグ、投稿フォーマットの絞り込みを整理したが、その途中で目に付いたのが'meta_query'パラメータ。この'meta_query'パラメータは、カスタムフィールドの絞り込み条件を指定するためのもので、3.2で登場した新しいパラメータのようだ。