説明
パラメータ
- $args表示条件を指定する文字列(または連想配列)。文字列の場合はname=valueの形式で指定し、複数の条件はname1=value1&name2=value2のように'&'の後に続ける。主なキーワードは次の通り。
キーワード 省略時の値 意味 type 'monthly' アーカイブ種別を指定('daily'、'weekly'、'monthly'、'yearly'、'postbypost'、'alpha'など) limit '' 表示件数(正数) format 'html' 表示形式を指定('html'、'link'、'option'など) before '' リンク名の前に連結する文字列 after '' リンク名の後に連結する文字列 show_post_count false 投稿件数を表示する場合はtrue、表示しない場合はfalse echo 1 表示する場合は1、文字列として取得する場合は0 order 'DESC' 降順は'DESC'、昇順は'ASC'を指定 post_type 'post' [4.4.0]投稿タイプを指定 year get_query_var('year') [5.2.0]年を指定 monthnum get_query_var('monthnum') [5.2.0]月(1~12)を指定 day get_query_var('day') [5.2.0]日(1~31)を指定 w get_query_var('w') [5.2.0]曜日(1~53)を指定
返り値
パラメータ$argsにecho値が0の場合は、リンクの文字列を返す。echo値が1(デフォルト)の場合は何も返さない。注意
[4.4.0]'post_type'パラメータが追加され、任意の投稿タイプのアーカイブ情報を取得できるようになった。
[5.2.0]'year'、'monthnum'、'day'、'w'パラメータが追加され、プルダウンメニュー(option要素)のselected属性を指定できるようになった。
使用例
- アーカイブリンクを表示する。<?php wp_get_archives( ); ?>
- アーカイブリンクのプルダウンメニューを表示する。
<select id="archives" name="archives"> <?php wp_get_archives( array( 'format' => 'option', 'year' => 2018, 'monthnum' => 12 ) ); ?> </select>
フィルター
[2.2.0]検索を行う直前にgetarchives_whereフィルターが実行される。このフィルターを利用することで、アーカイブの取得条件を変更できる。フィルター関数には$whereと$r(本関数呼び出し時のパラメータが展開されたもの)が渡り、$whereにはデフォルトとして "WHERE post_type = 'post' AND post_status = 'publish'" が格納されている。アクション
実行するアクションはありません。ソースファイル
/wp-includes/general-template.php最終更新 : 2019年05月09日 17:53
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