wp_get_nocache_headers

説明

array wp_get_nocache_headers( )
ブラウザのキャッシュを無効にするHTTPヘッダー情報(配列)を取得する。

パラメータ

パラメータはありません。

返り値

HTTPヘッダー情報の配列を返す。配列のキーは、'Expires'、'Last-Modified'、'Cache-Control'、'Pragma'の4種類(バージョン2.9.2の場合)。

注意

'nocache_headers'フィルターの後にヘッダー情報のキー'Last-Modified'にfalseが格納される。

[6.3.0]ユーザーがログイン中の場合、Cache-Controlヘッダーに`no-store`と`private`ディレクティブを含める。


使用例

  • キャッシュを無効にするHTTPヘッダー情報を取得する。
    <?php $headers = wp_get_nocache_headers( ); ?>

フィルター

[2.8.0]'nocache_headers'フィルターを呼び出す。パラメータ$headersにはキャッシュを無効化するHTTPヘッダー情報の連想配列で格納されている。
$headers = (array) apply_filters( 'nocache_headers', $headers );

アクション

直接実行するアクションはありません。

ソースファイル

/wp-includes/functions.php

最終更新 : 2023年08月09日 08:15



お勧め

自動生成される抜粋からテーブルブロックの内容を除外する(2022年4月6日 更新)

標準テーマである「Twenty Twenty-Two」や「Twenty Twenty-One」では、トップページやアーカイブページにおいて投稿情報を表示する際、その抜粋を使っている。とある投稿にテーブルブロックを入れた際、トップページに表示された抜粋には各セルの内容が列挙され、ちょっとモヤモヤした。

Post-tag automaton:プラグイン作ってみました(2012年12月24日 更新)

みなさんは投稿をポストする際に投稿タグを付け忘れたことはないでしょうか。このプラグインは、投稿をポストする際にタイトルと記事に投稿タグが含まれていないか調べ、含まれていた場合はその投稿タグを追加します。

ダッシュボードのフィードボックスをカスタマイズ(2011年7月8日 更新)

管理者ページのトップページ「ダッシュボード」には、「WordPress 開発者ブログ」と「WordPress フォーラム」という2つのフィードボックスが表示されている。自分のような開発者には有益な情報をもたらしているが、一般の方には必要のない情報かもしれない。今回はこのフィードボックスをカスタマイズする方法を紹介する(管理者権限)。

投稿一覧に「投稿フォーマット」フィルターが追加される(2019年4月12日 更新)

WordPress 5.2 Beta2(以降5.2Beta2)のソースコードを眺めていると、投稿一覧ページのフィルター機能に「投稿フォーマット」(select要素)が追加されていた。

さくらのVPSでKUSANAGI#2(2018年5月27日 更新)

今回は「前回」の続き。さくらのVPS(メモリー2GB SSDプラン)でパフォーマンスをApacheのabコマンドで確認してみた。はてさて、うたい文句通りのパフォーマンスは発揮するのだろうか。