説明
パラメータ
- $args検索条件を連想配列で指定(省略時はarray())。
キーワード 意味 numberposts 取得件数(省略時は10) offset 取得開始位置(省略時は0:先頭) category 何れかのカテゴリーに属する投稿情報はカテゴリーIDを、何れのカテゴリーにも属さない投稿情報は-を付けたカテゴリーIDを指定(複数指定する場合は,で区切る) orderby ソート対象を示すauthor、date、category、title、modified、ID、randなど(省略時は'post_date':投稿日時) order ソート順を示すASCかDESC(省略時はDESC) include 取得したい投稿情報ID(複数指定する場合は,で区切る) exclude 取得したくない投稿情報ID(複数指定する場合は,で区切る) meta_key カスタムフィールドの名前 meta_value カスタムフィールドの値 post_type 'post'、'page'、'attachment'、'any'などの投稿情報タイプ(省略時は'post':投稿ページ) suppress_filters 最終的な検索条件に対してフィルター処理を行わない場合はtrue、フィルター処理を行う場合はfalseを指定(省略時はtrue) post_status 投稿ステータスを示す'auto-draft'、'draft'、'inherit'、'private'、'publish'、'any'など(省略時は'draft, publish, future, pending, private') - $output出力形式としてARRAY_AまたはOBJECTを指定(省略時はARRAY_A)。
返り値
パラメータ$outputがARRAY_Aの場合、条件にマッチした投稿情報を連想配列に変換した配列を返す。投稿情報がない場合は空の配列を返す。パラメータ$outputがOBJECT(ARRAY_A以外)の場合、条件にマッチした投稿情報オブジェクトの配列を返す。投稿情報がない場合はfalseを返す。
注意
3.1以降とその前とで、パラメータの仕様が変わっている(3.1より前のバージョンでは、第1パラメータは取得したい投稿件数を指定していた)。パラメータ$argsの内容は、内部で呼び出される get_posts関数に準じるが、省略時の値は異なっている。
使用例
- 最新の投稿情報を5件取得する。<?php $recent = wp_get_recent_posts( array( 'numberposts' => 5 ) ); ?>
- 最新の投稿情報をオブジェクトで取得する。。<?php $recent = wp_get_recent_posts( array(), OBJECT ); ?>
フィルター
直接実行するフィルターはありません。アクション
直接実行するアクションはありません。ソースファイル
/wp-includes/post.php最終更新 : 2013年10月16日 11:47
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