説明
パラメータ
- $args投稿情報を連想配列(または文字列)を指定。
- $file添付ファイルのパス名を指定(省略時はfalse)。
- $parent添付元の投稿IDを指定(省略時は0)。
- $wp_error[4.7.0]エラー内容を示すWP_Errorオブジェクトを返す場合はtrueを指定(省略時はfalse)。
返り値
登録できた場合はメディアの投稿IDを返す。登録できなかった場合、パラメータ$wp_errorがtrueの場合は登録失敗内容を示すWP_Errorオブジェクトが、$wp_errorがfalseの場合は0を返す。注意
メディア(添付ファイル)は投稿情報の1つであり、投稿タイプは'attachment'となる。パラメータ$parentが投稿IDの場合はその投稿情報の添付ファイルとして、$parentが0の場合は独立したメディアとして登録する。なおパラメータ$argsには標準の投稿情報のほかにキー'post_mime_type'でファイルのMIMEタイプを指定すること。
[4.7.0]パラメータ$wp_errorが追加され、trueを指定することで登録失敗時の理由を取得できるようになった。
使用例
- ファイルを$post_idで示す投稿情報の添付ファイルとしてする。<?php $id = wp_insert_attachment( $attachment, $filepath, $post_id ); ?>
- ファイルを$post_idで示す投稿情報の添付ファイルとしてする(登録失敗時にその情報を取得)。<?php $id = wp_insert_attachment( $attachment, $filepath, $post_id, true ); ?>
- ファイルを独立したメディアとして登録する。<?php $id = wp_insert_attachment( $attachment, $filepath ); ?>
フィルター
実行するフィルターはありません。アクション
実行するアクションはありません。ソースファイル
/wp-includes/post.php最終更新 : 2018年05月27日 10:42
関連
お勧め
ダッシュボードの「クイックドラフト」を「CodeMirror」に変更してみた(2019年11月5日 更新)
管理ページの「テーマエディター」では4.9以降「CodeMirror」が利用されている。今回はこの「CodeMirror」をプラグインで活用できないか調べた話である。
headタグのmeta(generator)タグを取り除く(2018年5月27日 更新)
標準的なWordPressのテーマで出力されるHTMLには、headタグ内に次のようなmetaタグが出力されている。<meta name="generator" content="WordPress 3.0.5" />
Blacklist keys manager:プラグイン作ってみました(2015年5月22日 更新)
少し前から明らかにスパムと思われるコメントが投稿され、そのモデレーションメールを受け取る回数が増えてきた。あまりにもあからさまなコメントばかりなので、何らかの対策ができないか考えてみました。
5.5の機能強化:テーマ変更時に要求バージョンを確認(2020年8月12日 更新)
WordPress 5.5 RC 2が公開され、来週には正式版がリリース。変更箇所が多い「WordPress 5.5 RC 2(以降RC 2)」のソースコードを眺めていると、テーマの切り替え前にWordPressとPHPのバージョンを確認するようになっていた。
投稿内容に応じてwpautopを制御する(2013年8月13日 更新)
投稿内容を表示する the_content関数では、 wpautop関数がフィルターの1つとして呼び出され、改行をbrタグに変換したり、pタグで調整したりする。この機能自体は便利なのだが、きちんとデザインされたHTMLソースを流し込んだ場合はこの機能は好ましくない。そんなわけで、記事内容に応じてwpautop関数を制御できないか考えてみた。