説明
パラメータ
- $listオブジェクトの配列を指定。
- $orderbyソート対象のフィールド名かフィールド名の配列を指定(省略時はarray())。
- $order$orderbyがフィールド名の場合のソート方向として'ASC'または'DESC'を指定(省略時は'ASC')。
- $preserve_keys配列キーを保持する場合はtrueを、保持しない場合はfalseを指定(省略時はfalse)。
返り値
ソートされた配列を返す。注意
投稿情報やターム情報といった任意のオブジェクトが格納された配列をソートする場合に使用する。パラメータ$orderbyはソート対象となる単独のフィールド名か、複数のフィールド名の連想配列を指定する。
パラメータ$orderbyを文字列で指定する場合は、パラメータ$orderがソート方向となる。
パラメータ$orderbyを連想配列で指定する場合は、キーがフィールド名でその値がソート方向を示す'ASC'または'DESC'を指定する。
使用例
- 投稿内容が格納された$_postsを投稿タイトル順にソートする。
<?php $_posts = wp_list_sort( $_posts, 'post_title' ); ?>
- 投稿内容が格納された$_postsを新しく投稿した順にソートする。
<?php $_posts = wp_list_sort( $_posts, 'post_date', 'DESC' ); ?>
- 投稿内容が格納された$_postsをコメント数の多い順かつ更新順にソートする。
<?php $_posts = wp_list_sort( $_posts, array( 'comment_count'=>'DESC', 'post_modified'=>'DESC' ) ); ?>
フィルター
実行するフィルターはありません。アクション
実行するアクションはありません。ソースファイル
/wp-includes/functions.php最終更新 : 2018年05月27日 10:44
お勧め
edit_custom_thumbnail_sizesフィルターを使ってみた(2022年5月30日 更新)
アップロード済みの画像は、トリミングや回転、反転といった編集が可能である。6.0.0で追加されたedit_custom_thumbnail_sizesフィルターは、編集された内容を反映させるサイズを拡張するものだったので、さっそく使ってみた。
WordPressと組み込まれている主なJavaScriptライブラリのバージョン一覧(2018年5月27日 更新)
WordPressの更新が遅れていたサイトを少し前に更新したところ、jQuery UI sortableを使って拡張したページに不具合が発生しました。WordPressの更新に伴って内部のjQuery UIが更新されたことに起因すると思われ、これを機にWordPressとそれに組み込まれたJavaScriptライブラリのバージョンを確認してみました。
投稿日の検索が自由自在に(2015年3月7日 更新)
WordPress 3.7.0ではWP_Date_Queryクラスが追加され、WP_Queryクラス(もちろん query_posts関数でも)で利用できるようになった。このWP_Date_Queryにより、○年○月○日以前や以降の投稿情報を取得したり、○年○月○日から○年○月○日の範囲の投稿情報を取得したりといったことが、容易に行えるようになった。
新テーマ「Twenty Twenty-Three」にはfunctions.phpがない(2022年10月6日 更新)
WordPress 6.1に同梱された新テーマ「Twenty Twenty-Three」を見てみると、そこには見慣れたfunctions.phpがない。Full Site Editing(FSE)対応テーマってこんな感じなのかと思いつつ、テーマの設定がどうなっているのか調べてみた。
WordPressのコーディングスタンダードとPSR-2がかみ合わない(2018年5月27日 更新)
先日パソコンのストレージを換装して開発環境を再構築。エディタのEclipseは「Neon(4.6)」から「Oxygen(4.7)」へ切り替わった。コードを書き始めるとそこはかとなく違和感があり、調べていくとPHPの「Code Style(Formatter)」が「PSR-2」に設定されていることが原因だった。