wp_load_alloptions

説明

array wp_load_alloptions( [ bool $force_cache = false ] )
すべてのオプション情報を取得する。

パラメータ

  • $force_cache
    永続キャッシュからローカルキャッシュを更新する場合はtrueを指定(省略時、false)。

返り値

すべてのオプション情報を格納した連想配列を返す。

注意

WordPressのインストール時またはマルチサイトの場合、データベースから取得したオプション情報はキャッシュされない。

[[4.9.0]2つのフィルターが追加され、プラグインなどでオプション情報が操作可能になった。

[5.3.1]パラメータ$force_cacheが追加され、 wp_cache_get関数に引き継がれる。

[6.2.0]'pre_wp_load_alloptions'フィルターが追加され、このフィルターの返り値が配列の場合はその内容がオプション情報となり、以降の処理は行われない。


使用例

  • すべてのオプション情報を取得する。

フィルター

[6.2.0]オプションのキャッシュを取得する前に'pre_wp_load_alloptions'フィルターを呼び出す。パラメータ$alloptionsのデフォルト値はnullが、$force_cacheには本関数が受け取った内容が格納されている。
$alloptions = apply_filters( 'pre_wp_load_alloptions', $alloptions, $force_cache );
[4.9.0]オプションをキャッシュする前に'pre_cache_alloptions'フィルターを呼び出す。パラメータ$alloptionsにはすべてのオプションを格納した配列が格納されている。
$alloptions = apply_filters( 'pre_cache_alloptions', $alloptions );
[4.9.0]オプションを格納した配列を返す前に'pre_cache_alloptions'フィルターを呼び出す。パラメータ$alloptionsにはすべてのオプションを格納した配列が格納されている。
return apply_filters( 'alloptions', $alloptions );

アクション

実行するアクションはありません。

ソースファイル

/wp-includes/option.php

最終更新 : 2024年07月22日 08:41



お勧め

6.2に追加されるsearch_columnsパラメータが便利(2023年3月30日 更新)

バージョン6.2では記事検索機能を備えたWP_Queryクラスにsearch_columnsパラメータが追加される。標準のキーワード検索では、タイトル(post_title)、本文(post_content)、抜粋(post_excerpt)が対象になっているが、search_columnsパラメータを使うと対象を絞り込めるようになる。

固定ページのURLの拡張子をhtmlに変更する(2013年3月9日 更新)

固定ページについて、URLを静的ページっぽく拡張子htmlに変更したいという要望を受けることがある。これまでは「.html on PAGES」というプラグインを使っていて特に不満があったわけではないのだが、今回ひょんなことから簡単に対応できることがわかったので、メモ書きしておく。

KUSANAGIでマルチサイト(サブドメイン)を試した(2019年8月6日 更新)

本サイトはサブディレクトリタイプのマルチサイト機能を採用して構築しているが、これまでサブドメインタイプは利用した経験はない。マルチサイト機能のサブドメインタイプは以前から1度は試してみたいと思っており、今回実際にサイトを構築してみた。

Fotepo:プラグイン作ってみました(2019年9月19日 更新)

仕事柄、Chromeの「デベロッパーツール」を使ってページのフォントを変更することがある。そんな時、無効なフォント名を指定してしまったり、フォント名をまちがえることがあり、もう少しお手軽にできないかと思って作ったのが今回紹介するプラグイン「Fotepo」である。

カテゴリー専用の投稿一覧と新規投稿メニューを追加する(2012年1月23日 更新)

サイト更新の1クリックを省くため、特定カテゴリーの投稿に対して同じようにメニューを追加してみた。カスタム投稿タイプの専用投稿メニューみたいな感じである。