説明
パラメータ
- $action[6.1.0]アクションを指定(省略時は-1)。
返り値
nonce用の時間依存値を返す。注意
nonce用ハッシュ値を生成する wp_create_nonce関数から呼び出されている。nonce用ハッシュ値の有効期間を変更する場合は、'nonce_life'フィルターを利用すればいい。
[6.1.0]パラメータ$actionが追加され、それが'nonce_life'フィルターにも適用される。これにより、フィルターのコールバック関数でアクションが判別できるようになり、特定のアクションのみ時間を変更しやすくなった。
使用例
- nonce用の時間依存値を取得する。<?php $tick = wp_nonce_tick(); ?>
フィルター
[2.5.0]時間依存値を返す直前に'nonce_life'フィルターを呼び出す。呼び出し時のパラメータ$nonce_lifeは標準で86400(1日の秒数)となっており、返す値によってnonceの有効時間を調整できる。[6.1.0]パラメータ$actionに本関数が受け取った内容が格納されている。$nonce_life = apply_filters( 'nonce_life', $nonce_life, $action );
アクション
直接実行するアクションはありません。ソースファイル
/wp-includes/pluggable.php最終更新 : 2023年10月05日 10:05
関連
お勧め
プラグインのロード順を制御する(2014年6月9日 更新)
これまでプラグインがどのような順番でロードされるか意識していなかったのだが、とある自作プラグインを他のプラグインよりも先にロードさせたくなったので調べてみた。
5.3の機能強化:カスタムフィールドキーの条件指定が使いやすくなる(2019年11月19日 更新)
5.3 RC4もリリースされ、正式リリースまであと1週間。5.3の変更点を確認していると、WP_Meta_Queryクラスが変更されていた。これは「Expanded meta key comparison operators in 5.3」で紹介されており、さまざまな条件指定が追加されていた。
HTML entities button:プラグイン作ってみました(2021年4月28日 更新)
以前投稿した「HTML編集モードに定型文ボタンを追加する」をアレンジして、HTML編集モードに特殊文字(HTMLエンティティ)を挿入できるボタン、顔文字を挿入できるボタン、過去の投稿ページのリンクを挿入できるボタンを追加するプラグインを作ってみました。HTML編集モードの作業効率を向上させるプラグインです。2.1.0では「Dashiconsの挿入」を追加しました。HTML編集モードをメインに使用されている方は、お試しあれ。更新ボタンの横にスピナーを実装する(2019年5月14日 更新)
WordPressの管理画面ではAJAXを使って何らかの処理を行う際、数秒間の空き時間にアイコンがクルクル回る「スピナー」を表示しているところがある。今作っているプラグインでこの「スピナー」を使いたくなったので、実装方法を調べてみた。
「順序」をtextからnumberに変更してみた(2018年5月27日 更新)
固定ページの編集画面の「投稿の属性」ウィジェットには、ページの並び替えに使用できる「順序」のinput要素がある。この「順序」のinput要素はtype属性が'text'となっており、編集の際にIMEが有効になってしまう場合がある。ページの編集頻度が多くなると、その都度IMEをオフにするのがやや面倒になってくる。