説明
パラメータ
- $userユーザ情報を指定。
返り値
返り値はありません。注意
パラメータ$userのメールアドレスがサイト管理者のメールアドレスと同じ場合、通知メールは送信されない。
[4.9.0]追加された'wp_password_change_notification_email'フィルターにより、プラグインなどによりメール内容が変更可能になった。このフィルターの第1パラメータの連想配列は次の内容となる。
キー | 内容 |
---|---|
'to' | サイト管理者のメールアドレス |
'subject' | メールタイトル(既定値は'[%s] Password Changed'を翻訳したもの) |
'message' | 通知メールの文面(既定値は'Password changed for user: %s'の翻訳テキスト:'%s'はパスワードを変更したユーザのログイン名) |
'headers' | メールのヘッダー情報(既定値は'') |
使用例
- パスワードが変更したことを管理者に通知する。<?php wp_password_change_notification( $user ); ?>
フィルター
[4.9.0]通知メールを送信する前に'wp_password_change_notification_email'フィルターを呼び出す。パラメータ$wp_password_change_notification_emailにはメール内容を示す連想配列が、$userには本関数が受け取った内容が、$blognameにはデコード済みのブログ名が格納されている。$wp_password_change_notification_email = apply_filters( 'wp_password_change_notification_email', $wp_password_change_notification_email, $user, $blogname );
アクション
実行するアクションはありません。ソースファイル
/wp-includes/pluggable.php最終更新 : 2018年05月27日 10:43
関連
お勧め
edit_custom_thumbnail_sizesフィルターを使ってみた(2022年5月30日 更新)
アップロード済みの画像は、トリミングや回転、反転といった編集が可能である。6.0.0で追加されたedit_custom_thumbnail_sizesフィルターは、編集された内容を反映させるサイズを拡張するものだったので、さっそく使ってみた。
WordPressと組み込まれている主なJavaScriptライブラリのバージョン一覧(2018年5月27日 更新)
WordPressの更新が遅れていたサイトを少し前に更新したところ、jQuery UI sortableを使って拡張したページに不具合が発生しました。WordPressの更新に伴って内部のjQuery UIが更新されたことに起因すると思われ、これを機にWordPressとそれに組み込まれたJavaScriptライブラリのバージョンを確認してみました。
投稿日の検索が自由自在に(2015年3月7日 更新)
WordPress 3.7.0ではWP_Date_Queryクラスが追加され、WP_Queryクラス(もちろん query_posts関数でも)で利用できるようになった。このWP_Date_Queryにより、○年○月○日以前や以降の投稿情報を取得したり、○年○月○日から○年○月○日の範囲の投稿情報を取得したりといったことが、容易に行えるようになった。
新テーマ「Twenty Twenty-Three」にはfunctions.phpがない(2022年10月6日 更新)
WordPress 6.1に同梱された新テーマ「Twenty Twenty-Three」を見てみると、そこには見慣れたfunctions.phpがない。Full Site Editing(FSE)対応テーマってこんな感じなのかと思いつつ、テーマの設定がどうなっているのか調べてみた。
WordPressのコーディングスタンダードとPSR-2がかみ合わない(2018年5月27日 更新)
先日パソコンのストレージを換装して開発環境を再構築。エディタのEclipseは「Neon(4.6)」から「Oxygen(4.7)」へ切り替わった。コードを書き始めるとそこはかとなく違和感があり、調べていくとPHPの「Code Style(Formatter)」が「PSR-2」に設定されていることが原因だった。