説明
パラメータ
- $typeデータタイプ('email'、'url'、'ip'、'date'、'text'、'longtext'のいずれか)を指定。
- $dataデータを指定(省略時は'')。
返り値
データタイプに応じて匿名化した内容を返す。注意
パラメータ$typeに応じた匿名化した内容は次の通り。
$type | 匿名化した内容 |
---|---|
'email' | 'deleted@site.invalid' |
'url' | 'https://site.invalid' |
'ip' | wp_privacy_anonymize_ipの返り値 |
'date' | '0000-00-00 00:00:00' |
'text' | '[deleted]'の翻訳テキスト |
'longtext' | 'This content was deleted by the author.'の翻訳テキスト |
その他 | '' |
使用例
- メールアドレスのデータを匿名化する。<?php $anonymous = wp_privacy_anonymize_data( 'email', $email ); ?>
フィルター
[4.9.6]匿名化した内容を返す前に'wp_privacy_anonymize_data'フィルターを呼び出す。パラメータ$anonymousには匿名化した内容を、$typeと$dataには本関数が受け取った内容が格納される。return apply_filters( 'wp_privacy_anonymize_data', $anonymous, $type, $data );
アクション
実行するアクションはありません。ソースファイル
/wp-includes/functions.php最終更新 : 2018年05月27日 10:42
関連
お勧め
ブロックエディターの文字サイズ設定を変えてみる(2019年12月12日 更新)
今回は「前回投稿した内容」の続きブロックエディターの文字サイズ設定を変えようと思う。参考にするテーマはもちろん「Twenty Twenty」である。
the_date関数で投稿日を確実に表示する(2011年12月20日 更新)
投稿記事の投稿日時を表示する際、 the_date関数を使用することが多いだろう。このthe_date関数はphpのdate関数と同じパラメータを指定することで、好みの日時フォーマットで投稿日時を表示できるのだが、ある条件の場合に投稿日時を表示しない。最初にこの現象に遭遇したときは、ちょっと悩まされた。投稿内容に応じてwpautopを制御する(2013年8月13日 更新)
投稿内容を表示する the_content関数では、 wpautop関数がフィルターの1つとして呼び出され、改行をbrタグに変換したり、pタグで調整したりする。この機能自体は便利なのだが、きちんとデザインされたHTMLソースを流し込んだ場合はこの機能は好ましくない。そんなわけで、記事内容に応じてwpautop関数を制御できないか考えてみた。
xmlrpc.phpへのアクセスについてちょっと考えた(2018年5月27日 更新)
少し前のことですが、こちらのサーバーを何度かダウンさせてしまったのですが、その原因はxmlrpc.phpへアクセスが集中したことによってサーバーが過負荷となってしまったというものでした。すぐにサーバー性能を上げることはできないため、xmlrpc.phpのアクセスを全部拒否するという暫定対応してしまいました。
メディアライブラリに絞り込み用の「投稿タグ」を追加する(2014年6月24日 更新)
この記事は、先月投稿したコラム「メディア(attachment)を拡張してより便利に活用する」の続編。メディアで「投稿タグ」を追加するだけで「メディアライブラリ」ページの投稿一覧の中には「タグ」カラムが追加されるが、今回はその「投稿タグ」で絞り込み検索に対応してみる。