説明
パラメータ
- $typeデータタイプ('email'、'url'、'ip'、'date'、'text'、'longtext'のいずれか)を指定。
- $dataデータを指定(省略時は'')。
返り値
データタイプに応じて匿名化した内容を返す。注意
パラメータ$typeに応じた匿名化した内容は次の通り。
$type | 匿名化した内容 |
---|---|
'email' | 'deleted@site.invalid' |
'url' | 'https://site.invalid' |
'ip' | wp_privacy_anonymize_ipの返り値 |
'date' | '0000-00-00 00:00:00' |
'text' | '[deleted]'の翻訳テキスト |
'longtext' | 'This content was deleted by the author.'の翻訳テキスト |
その他 | '' |
使用例
- メールアドレスのデータを匿名化する。<?php $anonymous = wp_privacy_anonymize_data( 'email', $email ); ?>
フィルター
[4.9.6]匿名化した内容を返す前に'wp_privacy_anonymize_data'フィルターを呼び出す。パラメータ$anonymousには匿名化した内容を、$typeと$dataには本関数が受け取った内容が格納される。return apply_filters( 'wp_privacy_anonymize_data', $anonymous, $type, $data );
アクション
実行するアクションはありません。ソースファイル
/wp-includes/functions.php最終更新 : 2018年05月27日 10:42
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