説明
パラメータ
- $pathファイルのパス名を指定。
返り値
IPTCまたはEXIF情報を取得できた場合は連想配列を、それ以外はfalseを返す。
注意
PHPのiptcparse関数およびexif_read_data関数を使用するため、それらが使用できないPHP環境の場合は有効に機能しない。
IPTCとEXIF情報の両方を取得できた場合、同義の項目はIPTC情報が優先される。
メタ情報 | IPTC | EXIF |
---|---|---|
$meta['title'] | $iptc['2#105'] または $iptc['2#005'] または $iptc['2#120'] | $exif['ImageDescription'] |
$meta['caption'] | $iptc['2#120'] | $exif['COMPUTED']['UserComment'] または $exif['ImageDescription'] または $exif['Comments'] |
$meta['credit'] | $iptc['2#110'] または $iptc['2#080'] | $exif['Artist'] または $exif['Author'] |
$meta['copyright'] | - | $exif['Copyright'] |
$exif['FNumber'] | - | $exif['FNumber'] |
$meta['camera'] | - | $exif['Model'] |
$meta['created_timestamp'] | $iptc['2#055'] と $iptc['2#060'] | $exif['DateTimeDigitized'] |
$meta['focal_length'] | - | $exif['FocalLength'] |
$meta['iso'] | - | $exif['ISOSpeedRatings'] |
$meta['shutter_speed'] | - | $exif['ExposureTime'] |
$meta['orientation'] | - | $exif['Orientation'] |
$meta['copyright'] | $iptc['2#116'] | - |
$meta['keywords'] | $iptc['2#025'] | - |
使用例
- 画像ファイルのメタ情報を取得する。
フィルター
[2.5.0]EXIF情報を取得する前に'wp_read_image_metadata_types'フィルターを呼び出す。パラメータ$image_typesはEXIFに対応するイメージタイプの配列が格納されている。$exif_image_types = apply_filters( 'wp_read_image_metadata_types', $image_types );
return apply_filters( 'wp_read_image_metadata', $meta, $file, $image_type, $iptc, $exif );
アクション
直接実行するアクションはありません。ソースファイル
/wp-admin/includes/image.php最終更新 : 2019年06月14日 11:22
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