説明
mixed wp_remote_post( string $url [ , array $args = array() ] )
POSTメソッドを送信する。
パラメータ
- $urlリクエスト先URLを指定。
- $argsパラメータを連想配列で指定(省略時はarray())。連想配列の要素は次の通り。
キー名 内容 省略時の値 'method' メソッド種別 'POST' 'timeout' タイムアウト秒数 5 'redirection' リダイレクト回数 5 'httpversion' HTTPバージョン '1.0' 'user-agent' ユーザエージェント 'WordPress/'.$wp_version.'; '.get_bloginfo( 'url' ) 'blocking' ブロッキング指定 true 'headers' ヘッダー array() 'cookies' クッキー array() 'body' ボディ(クエリパラメータ) null 'compress' 圧縮指定 false 'decompress' 非圧縮指定 true 'sslverify' SSLベリファイ指定 true 'stream' ストリーム指定 false 'filename' ファイル情報 null
返り値
リクエストを送信(レスポンスを取得)できた場合は連想配列を、送信に失敗した場合は WP_Errorオブジェクトを返す。連想配列は次の通り。キー名 | 内容 |
---|---|
'headers' | ヘッダー情報('server'、'date'、'content-type'などの連想配列) |
'body' | レスポンス本体(文字列) |
'response' | レスポンス情報('code'と'message'要素を持つ連想配列) |
'cookies' | クッキー情報(配列) |
'filename' | ファイル情報 |
注意
基本的には wp_remote_request関数と同じだが、パラメータ$argsの'method'を省略した場合は'POST'が適用される点が異なる。POST送信するクエリは、パラメータ$argsの'body'の値として連想配列(またはオブジェクト)で指定する。
※このクエリの展開は、'method'値が'POST'か'PUT'の場合のみ行われる。
使用例
- 'http://localhost/'にPOSTメソッドを送信する。
<?php $options = array( 'body' => array( 'query_name'=>'query_value' ) ); $response = wp_remote_post( 'http://localhost/', $options ); ?>
フィルター
直接実行するフィルターはありません。アクション
直接実行するアクションはありません。ソースファイル
/wp-includes/http.php最終更新 : 2017年05月23日 16:20
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