wp_restore_post_revision

説明

mixed wp_restore_post_revision( int|WP_Post $revision_id [ , array $fields = null ] )
リビジョンの内容を投稿へ戻す。

パラメータ

  • $revision_id
    リビジョンIDまたはリビジョン情報(オブジェクト)を指定。
  • $fields
    更新するデータ項目を配列で指定(省略時はnull)。

返り値

リビジョンの内容を元の投稿情報へ書き戻した場合は投稿IDを返す。書き戻せなかった場合はfalsenullWP_Errorオブジェクトのいずかを返す。


注意

パラメータ$fieldsnullの場合、更新するデータ項目は'post_title'、'post_content'、'post_excerpt'となる。なお$fieldsの内容としてこれら3つ以外のデータ項目('ID'や'post_name'、'post_type'など)を指定しても無効となり、書き戻しの対象とはならない。

返り値のエラー判定はWP_Errorオブジェクトを考慮して真偽判定のみで行わないこと。


使用例

  • リビジョンの内容を投稿へ戻す。
    <?php wp_restore_post_revision( $revision_id ); ?>
  • リビジョンの本文部分を投稿へ戻す。
    <?php wp_restore_post_revision( $revision_id, array( 'post_content' ) ); ?>

フィルター

実行するフィルターはありません。

アクション

[2.6.0]リビジョンの内容を書き戻した場合に'wp_restore_post_revision'アクションを呼び出す。パラメータ$post_idには元の投稿IDが、$revision_IDにはリビジョンIDが格納されている。
do_action( 'wp_restore_post_revision', $post_id, $revision_ID );

ソースファイル

/wp-includes/revision.php

最終更新 : 2018年08月29日 15:27



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