説明
パラメータ
- $timestamp実行時間(GMT時刻)を指定。
- $hookアクション名を指定。
- $argsスケジュールのパラメータを配列で指定(省略時はarray())。
返り値
基本的には何も返さない。アクションをスケジュールに追加した場合はtrueを、追加しなかった場合はfalseを返す。
注意
パラメータ$timestampの値はGMT時間になるので、日本時間との時差に注意しなければならない。
同じアクション名であっても、パラメータの内容が異なれば複数登録できる。また、同アクション名、同じ内容のパラメータについては、設定する実行時間が以前の実行時間から10分を超えている場合は登録できる(10分以内は登録できない)。
[5.1.0]スケジュールを登録できた場合にtrueを返すようになった(以前は何も返さない)。
使用例
- アクション名'schedule_delayed_action'のアクションを登録する。
<?php function delayed_action( $arg1 ) { // ここにアクション内容を } add_action( 'schedule_delayed_action', 'delayed_action' ); wp_schedule_single_event( time()+24*3600, 'schedule_delayed_action', array( 'hello world.' ) ); ?>
フィルター
[5.1.0]次のスケジュールと比較する前に'pre_schedule_event'フィルターを呼び出す。パラメータ$preにはnullが、$eventにはhook、timestamp、schedule(値はfalse)、argsプロパティを持つイベント情報オブジェクトが格納されている。このフィルターでnull以外を返すとイベント情報は追加されない。$pre = apply_filters( 'pre_schedule_event', $pre, $event );
$event = apply_filters( 'schedule_event', $event );
アクション
直接実行するアクションはありません。ソースファイル
/wp-includes/cron.php最終更新 : 2019年03月20日 16:49
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