説明
パラメータ
- $handleスクリプトのハンドル名を指定。
- $list[3.5.0]スクリプトの状態を示す'enqueued'(または'queue')、'registered'、'to_do'、'done'のいずれかを指定(省略時は'enqueued')。
返り値
スクリプトが指定された状態であればtrueを、状態でなければfalseを返す。注意
標準的なスクリプトの出力は次のような流れとなる。
- テーマやプラグインで wp_register_script関数で「登録配列(registered配列)」に追加
- テーマやプラグインで wp_enqueue_script関数で「出力待ち配列(queue配列)」に追加
- wp_headアクションで実行されるwp_print_head_scripts関数でhead要素内の分をまとめて出力
- wp_footerアクションで実行されるwp_print_footer_scripts関数で残り分をまとめて出力
- 上記のほか、一部のプラグインではwp_print_scripts関数を使用して個別に出力
スクリプトの出力時、まず出力対象の依存関係を調べ、依存関係があるスクリプトを含めて「実行対象配列(to_do配列)」に格納する。すべて実行対象配列に格納したら、スクリプトを出力→「実行済み配列(done配列)」に格納→実行対象配列から削除までの流れを、実行対象配列が空になるまで繰り返し行う。通常、実行されたスクリプトはその段階で出力待ち配列から削除されない。
本関数はパラメータ$listで指定された配列内にパラメータ$handleで指定されたスクリプトが格納されているかを調べ、その有無を返している。
使用例
- スクリプト'myscript'が出力待ちか調べる。<?php if ( wp_script_is( 'myscript' ) ) : ?>
- スクリプト'myscript'が出力済みか調べる。<?php if ( wp_script_is( 'myscript', 'done' ) ) : ?>
フィルター
実行するフィルターはありません。アクション
実行するアクションはありません。ソースファイル
/wp-includes/functions.wp-scripts.php最終更新 : 2019年05月29日 14:37
関連
お勧め
プラグインのロード順を制御する(2014年6月9日 更新)
これまでプラグインがどのような順番でロードされるか意識していなかったのだが、とある自作プラグインを他のプラグインよりも先にロードさせたくなったので調べてみた。
5.3の機能強化:カスタムフィールドキーの条件指定が使いやすくなる(2019年11月19日 更新)
5.3 RC4もリリースされ、正式リリースまであと1週間。5.3の変更点を確認していると、WP_Meta_Queryクラスが変更されていた。これは「Expanded meta key comparison operators in 5.3」で紹介されており、さまざまな条件指定が追加されていた。
HTML entities button:プラグイン作ってみました(2021年4月28日 更新)
以前投稿した「HTML編集モードに定型文ボタンを追加する」をアレンジして、HTML編集モードに特殊文字(HTMLエンティティ)を挿入できるボタン、顔文字を挿入できるボタン、過去の投稿ページのリンクを挿入できるボタンを追加するプラグインを作ってみました。HTML編集モードの作業効率を向上させるプラグインです。2.1.0では「Dashiconsの挿入」を追加しました。HTML編集モードをメインに使用されている方は、お試しあれ。更新ボタンの横にスピナーを実装する(2019年5月14日 更新)
WordPressの管理画面ではAJAXを使って何らかの処理を行う際、数秒間の空き時間にアイコンがクルクル回る「スピナー」を表示しているところがある。今作っているプラグインでこの「スピナー」を使いたくなったので、実装方法を調べてみた。
「順序」をtextからnumberに変更してみた(2018年5月27日 更新)
固定ページの編集画面の「投稿の属性」ウィジェットには、ページの並び替えに使用できる「順序」のinput要素がある。この「順序」のinput要素はtype属性が'text'となっており、編集の際にIMEが有効になってしまう場合がある。ページの編集頻度が多くなると、その都度IMEをオフにするのがやや面倒になってくる。