wp_set_comment_status

説明

mixed wp_set_comment_status( int $comment_id, string $comment_status [ , bool $wp_error = false ] )
コメントのステータスを設定する。

パラメータ

  • $comment_id
    コメントIDを指定。
  • $comment_status
    ステータス('hold'(または'0')、'approve'(または'1')、'spam'、'trash')を指定。
  • $wp_error
    エラー時に WP_Errorオブジェクトを返す場合はtruefalseを返す場合はfalseを指定(省略時はfalse)。

返り値

ステータスを設定できた場合はtrueを返す。パラメータ$comment_statusが無効なステータスか、ステータスを設定できずパラメータ$wp_errorfalseの場合はfalseを、$wp_errortrueの場合はエラー理由をWP_Errorオブジェクトで返す。

注意

ステータス'hold'は'0'のエイリアス、'approve'は'1'のエイリアスである。

使用例

  • コメントIDが102のステータスを'approve'とする。
    <?php $result = wp_set_comment_status( 102, 'approve' ); ?>
  • コメントIDが102のステータスを'spam'とする(エラー時はWP_Errorオブジェクトで取得)。
    <?php $result = wp_set_comment_status( 102, 'spam', true ); ?>

フィルター

直接実行するフィルターはありません。

アクション

ステータスの変更後、'wp_set_comment_status'アクションを呼び出す。$comment_id$comment_statusには同名のパラメータの値が格納される。
do_action( 'wp_set_comment_status', $comment_id, $comment_status );

ソースファイル

/wp-includes/comment.php

最終更新 : 2013年09月06日 16:02



お勧め

使っていないか確認しないとね!(フィルター編)(2019年4月24日 更新)

先週末にWordPress 5.2 Beta3(以降5.2Beta3)が公開され、正式リリースまであとわずか。ソースコードの変更点を見ていくと、wp-login.phpの中に非推奨となったフィルターが目に留まった。

ブロックエディターで現在の「ロケール」を取得した時のメモ(2024年8月10日 更新)

ブロックエディター向けのプラグインで日本語固有の機能を実装する際、現在のロケール(言語)を取得したい。ブロックエディターの編集時、投稿を編集しているユーザーの言語が優先され、それをどうやって取得するかを「ChatGPT」に聞いてみたのだが。。。

プラグインで注意が必要な関数(2013年11月27日 更新)

先日「Login rebuilder」という自作プラグインをアップデートした際、ユーザーさんからエラーになると連絡をいただいた。標準環境では問題なく、どうやら何らかのプラグインが影響しているらしい。

ショートコードを使ってテーマ内の画像URLを簡単に指定する(2018年5月27日 更新)

投稿記事の中で画像パーツを使いたいときがある。画像パーツの配置場所は、/imgディレクトリのようなテーマ外の場合と、/wp-content/themes/mytheme/imagesディレクトリのようなテーマ内の場合があり、今回は後者のケース。ショートコードを使って投稿記事の画像ファイルのURLを記述する方法を紹介したい。

カスタム投稿タイプの投稿保存には専用アクションを使おう(2014年7月4日 更新)

カスタム投稿タイプを登録して、専用ウィジェット(meta_box)を使って拡張情報を入力させ、それらの情報をsave_postアクションで保存する。これまではこんな感じだったのだが、久しぶりにカスタム投稿タイプを使ったら、save_postアクションの前にsave_postに投稿タイプ名がくっついたアクションが追加されていた。