wp_specialchars_decode

説明

string wp_specialchars_decode( string $string [ , mixed $quote_style = ENT_NOQUOTES ] )
HTMLエンティティ化された特殊文字をもとに戻す。

パラメータ

  • $string
    HTMLエンティティを含んだ文字列を指定。
  • $quote_style
    復元方法としてENT_NOQUOTES、ENT_COMPAT、ENT_QUOTES、'single'、'double'のいづれかを指定(省略時はENT_NOQUOTES)。

返り値

HTMLエンティティを復元した文字列を返す。

注意

パラメータ$quote_styleにENT_NOQUOTES、ENT_COMPAT、ENT_QUOTES、'single'、'double'以外を指定した場合はENT_QUOTESとなる。ENT_COMPATと'double'は同じ意味となり、ダブルクォートへの復元は行われるが、シングルクォートへの復元は行われない。

$quote_style復元内容
ENT_NOQUOTES> < &
ENT_QUOTES> < & ' "
ENT_COMPAT 'double'> < & "
'single'> < & '

使用例

  • HTMLエンティティ化された特殊文字をもとに戻す。
    <?php $string = wp_specialchars_decode( $string ); ?>
  • HTMLエンティティ化されたダブルクォートとシングルクォートを含んだ文字列をもとに戻す。
    <?php $string = wp_specialchars_decode( $string, ENT_QUOTES ); ?>

フィルター

実行するフィルターはありません。

アクション

実行するアクションはありません。

ソースファイル

/wp-includes/formatting.php

最終更新 : 2018年05月27日 10:43



お勧め

Login rebuilder 2.6.5の新機能紹介(2021年3月8日 更新)

今回追加したものは、管理者のダッシュボードに表示されるログウィジェットの日時について任意の書式を設定する機能である。これまで日時の書式はサイト設定を利用していたが、ログの日時については揃えた方が見やすいと思ったので、今回の機能で対応することにしました。

投稿ページにキーワード検索ウィジェットを追加する(2012年6月2日 更新)

「投稿の編集」ページで記事を編集していると、関連する投稿記事を検索したくなることがある。そんな時、「投稿一覧」ページに戻って「キーワード検索」を行えばいいのだが、そのひと手間がちょっとだけ煩わしい。

子カテゴリのアーカイブページを親カテゴリ用のテンプレートファイルで表示しよう(2011年12月8日 更新)

少し前に投稿した「適切なテンプレートファイルを用意してテンプレート内の振り分け処理を無くす」で説明した通り、特定のカテゴリ専用のテンプレートとしてcategory-○○.phpを用意することで、category.phpやarchive.php内で振り分けを行う必要がなくなる。ただ、すべてのカテゴリ分を用意するのは効率的ではないし、特に子カテゴリについては親カテゴリと共通内容になるケースが多いのではないだろうか。ここでは、子カテゴリの個別テンプレートファイルを作らず、親カテゴリのテンプレートを利用する方法を紹介する。

3.8の「アクティビティ」ウィジェットに投稿以外の情報も表示する(2014年1月17日 更新)

ちょうど1月前の「ダッシュボードの「概要」にカスタム投稿タイプ件数を表示する」にて、WordPress 3.8新ダッシュボードの「概要」ウィジェットにカスタム投稿タイプの投稿数を表示する方法を紹介したが、今回のその続編で「アクティビティ」ウィジェットを拡張する方法を紹介する。

タイトルのみをキーワード検索する(2014年4月3日 更新)

WordPressのキーワード検索は、投稿タイトルと本文のどちらかに指定したキーワードが含まれているかを調べるわけだが、時々タイトルだけとか、逆に本文だけ検索したいケースがある。