説明
パラメータ
- $string文字列を指定。
- $remove_breaks連続した空白文字を1つのスペースに変換する場合はtrueを指定(省略時はfalse)。
返り値
HTMLタグを取り除いた文字列を返す。注意
文字列からHTMLタグを取り除く関数としてPHPのstrip_tags関数があるが、本関数ではstrip_tags関数を呼ぶ前にSTYLEタグとSCRIPTタグを取り除いている。さらにHTMLタグを取り除いた後に先頭と末尾の空白文字も取り除く。
パラメータ$remove_breaksがtrueの場合、連続する空白文字(改行、復帰、タブ、スペース)をスペースに変換する。
変換前の文字列 |
---|
|
strip_tags関数の処理後 |
---|
|
wp_strip_all_tags関数($remove_breaks = false)の処理後 |
---|
|
wp_strip_all_tags関数($remove_breaks = true)の処理後 |
---|
|
使用例
- 文字列からHTMLタグを取り除く。<?php $text = wp_strip_all_tags( $text ); ?>
- 文字列からHTMLタグと連続する空白文字を取り除く。<?php $text = wp_strip_all_tags( $text, true ); ?>
フィルター
実行するフィルターはありません。アクション
実行するアクションはありません。ソースファイル
/wp-includes/formatting.php最終更新 : 2018年05月27日 10:42
お勧め
プラグインのロード順を制御する(2014年6月9日 更新)
これまでプラグインがどのような順番でロードされるか意識していなかったのだが、とある自作プラグインを他のプラグインよりも先にロードさせたくなったので調べてみた。
5.3の機能強化:カスタムフィールドキーの条件指定が使いやすくなる(2019年11月19日 更新)
5.3 RC4もリリースされ、正式リリースまであと1週間。5.3の変更点を確認していると、WP_Meta_Queryクラスが変更されていた。これは「Expanded meta key comparison operators in 5.3」で紹介されており、さまざまな条件指定が追加されていた。
HTML entities button:プラグイン作ってみました(2021年4月28日 更新)
以前投稿した「HTML編集モードに定型文ボタンを追加する」をアレンジして、HTML編集モードに特殊文字(HTMLエンティティ)を挿入できるボタン、顔文字を挿入できるボタン、過去の投稿ページのリンクを挿入できるボタンを追加するプラグインを作ってみました。HTML編集モードの作業効率を向上させるプラグインです。2.1.0では「Dashiconsの挿入」を追加しました。HTML編集モードをメインに使用されている方は、お試しあれ。更新ボタンの横にスピナーを実装する(2019年5月14日 更新)
WordPressの管理画面ではAJAXを使って何らかの処理を行う際、数秒間の空き時間にアイコンがクルクル回る「スピナー」を表示しているところがある。今作っているプラグインでこの「スピナー」を使いたくなったので、実装方法を調べてみた。
「順序」をtextからnumberに変更してみた(2018年5月27日 更新)
固定ページの編集画面の「投稿の属性」ウィジェットには、ページの並び替えに使用できる「順序」のinput要素がある。この「順序」のinput要素はtype属性が'text'となっており、編集の際にIMEが有効になってしまう場合がある。ページの編集頻度が多くなると、その都度IMEをオフにするのがやや面倒になってくる。