説明
mixed wp_trash_post( [ int $post_id = 0 ] )
投稿情報をゴミ箱に入れる。
パラメータ
- $post_id投稿情報IDを指定(省略時は0)。
返り値
ゴミ箱に入れた場合はその投稿情報を返す。投稿情報が見つからなかった場合はnull、すでにゴミ箱に入っている場合はfalseを返す。注意
EMPTY_TRASH_DAYS(デフォルトは30)が0の場合、ゴミ箱には入れず、 wp_delete_post関数を呼び出して投稿情報を削除する。
[4.9.0]'pre_trash_post'フィルターが追加され、このフィルターにより実際にゴミ箱に入れるかどうかをコントロールできるようになった。
使用例
- 投稿IDが10の投稿情報をゴミ箱に入れる。<?php wp_trash_post( 10 ); ?>
フィルター
[4.9.0]投稿情報のステータスが'trash'なことを確認した後('wp_trash_post'アクションの前)、'pre_trash_post'フィルターを呼び出す。パラメータ$checkの既定値はnull(処理を継続する場合はnullを返す)が、$postには投稿情報が格納されている。$check = apply_filters( 'pre_trash_post', $check, $post );
if ( null !== $check ) {
return $check;
}
アクション
[2.9.0]ゴミ箱に入れる前、wp_trash_postアクションを実行する。do_action('wp_trash_post', $post_id);
do_action('trashed_post', $post_id);
ソースファイル
/wp-includes/post.php最終更新 : 2017年11月22日 10:30
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